こんにちは!
婚活メディアFromeeeeを運営しております、静岡婚活サロン クローバーの高野ちえです。
結婚相談所の婚活では、毎週のように会員様から「お見合いをしてきました!」という報告が届きます。
良いご報告の時もあれば、あまり前向きではないご報告の時も。前向きではないご報告の中で、”婚活あるある”にしばしば出会います。
前向きではない報告の中に感じ取るのが、ほんの些細な勘違い。けれども、そのが原因で「なんとなく合わないかも」と感じてしまうこともあるのです。
少し見方を変えれば繋がるご縁がある。
もったいない勘違いでご縁が切れてしまわないよう、今回は【お見合いでありがちな”ちょっとした勘違い”】をご紹介します。
婚活の参考にしていただけたら嬉しいです。
1.「無口=こちらに興味が無い」という勘違い
お見合いの席で相手があまり話してくれないと、「こちらに興味がないのかな」と思ってしまいますよね。気持ちはよくわかります。
でも、実はお見合いの報告には「緊張してうまく話せなかった」「失礼のないように気をつけていた」「お相手の話をたくさん聞けた」という声が多いんです。
つまり、”興味がない”のではなく、”好印象を与えたくて黙ってしまう”こともあるのです。
解決策としては、「無口=脈なし」と思い込まないこと。
相手が話しやすいように、軽い質問を投げかけてあげると会話が広がりやすくなります。
2.「自分の話ばかりする=こちらに興味が無い」という勘違い
先程の無口なタイプとは反対に、自分の話ばかりしてしまう方もいます。すると、された側は「この人、自分の話ばかりでこちらに興味ないのかな」と思ってしまうことがあります。
ところがこちらも報告を聞くと、「無言の間が怖かったから、とにかく話してしまった」「質問されたことに具体的に答えた方が良いと思った」など、むしろ”良かれと思って話していた”というケースが多いのです。
緊張からだったり、誠実さを示そうと頑張っていた結果、話が長くなってしまっただけ、ということもよくあります。
「話しすぎ=自己中心的」と決めつけずに、「一生懸命話そうとしているのかも」と考えてみると、相手の印象はぐっと柔らかく見えてきます。
3.「共通の趣味がない=合わない」という勘違い
お見合いでよく出る話題が「趣味の話」。
ところが、「音楽は好きですか?」「スポーツ観戦しますか?」と聞いて、相手と一致しないと「合わないかも…」と思ってしまう方は少なくありません。
確かに、共通の趣味があると話も盛り上がりますし、仲良くなりやすいですよね。でも、趣味は必ずしも”同じである必要”はありません。むしろ、相手が自分の知らない世界を持っていることは、結婚生活において新しい楽しみを見つけるチャンスでもあるのです。
「趣味が合わない」ではなく「知らないことを知れるチャンス」と捉えると、会話も広がりますし、相手も「自分に興味を持ってくれた」と感じやすいですよ。
大事なのは趣味が一緒であることより、『お互いの趣味を尊重できそう』と感じられる方が、実は結婚においては重要だったりします。
4.「断られた=自分に魅力が無い」という勘違い
最後によくあるのが、お見合い後にお断りされたときの勘違いです。
お断りをされると「私に魅力がないのでは?」と考えてしまいがちですが、仲人が両者から話を聞くと、理由はとてもシンプルなことが多いです。
例えば、
・会話のテンポやフィーリングが少し合わなかった
・将来設計(子どもの希望、家族観)の方向性が違った
・金銭感覚や生活スタイルに差がありそうだった
このように、「相手の人生観や状況と、自分の価値観が一致しなかった」ということはよくあります。ご縁が繋がらない理由は、ほとんどが相性や条件の違いだったりします。
「断られた=魅力が無い」と自分を責める必要はありません。「この方とはご縁が無かったんだな」と受け止める方が、気持ちを早く切り替えて前に進みやすいのです。
最後に
お見合いの場は、誰にとっても緊張するものです。だからこそ、小さな勘違いが生まれやすくなります。
その勘違いが積み重なることで、せっかくのご縁を逃してしまうのは、とてももったいないことです。
仲人として多くの婚活を見てきて思うのは、「決めつけすぎない人ほど、ご縁をつかんでいる」ということ。
相手の表面的な態度や一回限りの印象で判断するのではなく、「もう一度会ってみたらどうだろう」と一歩踏み出せる人が、成婚につながりやすいのです。
婚活は、条件やデータだけでなく”人と人との出会い”です。お見合いでの勘違いをやわらかく受け止めながら、「相手の本当の姿を知る」気持ちで臨むと、きっと新しい景色が見えてきますよ。
あなたの婚活を応援しています🍀
静岡婚活サロン クローバー 高野ちえ